日本では転職回数が多いと、マイナスの
評価になることがほとんどです。
では、一般的に各年代でどのくらいの
回数からマイナス評価になるのでしょうか?
一般的には、
と言われております。
転職回数が多いと何故マイナス評価になるでしょうか?
その理由は大きく3つあるかと思います。
定着率
定着率とは社員がどのくらいの年月、その会社に
勤めているかというものです。
もちろん、長ければ長いほど社員の定着率は高く、
早期退職者が多ければ定着率は低くなります。
そして、この定着率は人事担当にとっても評価の
対象となるわけです。
採用した社員が早期退職ばかりしていればもちろん
採用させた人事の評価も下がるわけです。
よって、過去の実績で定着率が低い応募者と
いうのはふつうに考えれば入社したとしても
すぐに辞めてしまうリスクが高いといえます。
採用コスト
転職エージェント等を介して採用を決定した場合、
報酬としていくらかを転職エージェントへ
支払うのが一般的です。
つまり、「採用する=採用コストがかかる」わけです。
しかもそのコストは多い時は何百万ものコストになります。
にもかかわらず、すぐに辞めてもらっては、その分を
回収しきれずに終わってしまいます。
転職理由
転職回数が多いと、いわゆる「逃げ」の意味合いが
強いのでは?と思われがちです。
つまり、何か大変な仕事や責任のある仕事を
任した時に責任を持って対応してくれるのか?
いざとなったら、また退職という逃げ道に
走ってしまうのでは?と感じてしまいます。
以上より、転職回数の多い場合は転職理由については
人事が納得する説明を人一倍考えて伝える必要があります。
逆にそういった転職回数を重視するような会社には
こちらからお断りといったスタンスで臨むというのも
一つの作戦かもしれませんね。